依存症の仕組みについて
依存はどのようにして起こるか理解しましょう。
【脳の報酬システム】
脳には報酬系という神経回路があります。
その報酬系を担う神経伝達物質がドーパミンであり、ドーパミンを発生させるものは中毒性が強いということになります。
報酬系が刺激を受けると、人は強い満足感や快感を覚えます。
ドーパミンを発生させるためには、何かを成功したり達成しなければなりません。
例えば、受験に合格した!サッカーで決勝ゴールを決めた!などです。
人はドーパミンという報酬をもらうために、次も頑張ろうと思います。
通常の範囲ではドーパミンは人をより良くするために必要な要素なのです。
【報酬を受け取る抜け道】
何かを成功、達成する事で得られる報酬ですが、何かを成功させることは簡単ではありません。
しかしより簡単に報酬を得られるとしたらどうでしょうか?
それなら人は努力をやめ、その報酬だけを求めるようになるでしょう。
それが依存症・中毒です。